巻き爪・AGA・局所免疫療法

巻き爪・AGA・局所免疫療法Ingrown nail, AGA, regional immunotherapy

  • 担当医清村咲子医師のみです。担当医表をご確認ください。

巻き爪・陥入爪の処置は当日でも受付しますが、混雑時には応急処置のみ行い、
後日ご予約を取ってお帰りいただく場合もございます、ご了承ください。

巻き爪・陥入爪Ingrown nail, ingrown nail

以下の3方法を採用しています。

マチワイヤーによる
矯正法
  • 利点弯曲爪など巻きが強い症例にも痛くなく施行できます。施行後から矯正力が持続し2、3週間継続的に爪が持ち上がります。
  • 欠点薄く弱い爪では爪が割れることがあります。また、伸ばしていない爪には装着できません。また装着中は爪を伸ばしておく必要がありますので、サイズに余裕をもった靴を履く必要があります。
SH(spring & hook)式、VHO式矯正法

従来の爪剥削・コットンパックなどと組み合わせることであらゆる巻き爪に痛くなく対応可能です。ワイヤーの曲げやワイヤーの樹脂光硬化にやや細かい手技を要するため治療者の技術を要する方法です。VHO法はライセンス保持者のみが施行できる手技です。

外科的処置
当院では爪の幅が広く経過が悪い例、患者様の要望でどうしても短期的治療したい場合のみ、最低限の爪甲の除去にとどめる外科的処置を行います。巻き爪や陥入爪への外科的な治療の予後は、短期的予後の経過観察では良いように思えても、長期的予後では狭くなった爪幅で体重を支えるため、十数年を経過して、変形・疼痛・歩行困難をきたすことになることが分かっています。
その他
人工爪、巻き爪用クリップ、コットンパッキング、ガター法など

費用について

※保険適応外のため、自費負担となります。

初診料 3,000円(税抜き)
再診料 1,000円(税抜き)
マチワイヤー1本 4,500円(税抜き)
※1本で約3回分の長さがあります、他の患者様と共有することはありません。
マチワイヤー法(1趾) 3,500円(税抜き)
ワイヤーVHO法(1趾) 7,500円(税抜き)
ワイヤーSH法(1趾) 7,500円(税抜き)
コットンパッキング(1か所) 700円(税抜き)
電動爪やすり(1趾) 1,200円(税抜き)
巻き爪クリップ 4,300円(税抜き)
人工爪(1趾) 4,900円(税抜き)
ジェルネイル・樹脂ネイル 2,000円(税抜き)
ガタ―法(1趾) 1,500円(税抜き)
足指パッド(S,M,L)1個 350円(税抜き)
足浴(ワイヤーの人) 500円(税抜き)
800円(税抜き)(爪切りのみの人)
※足浴を行うことで、痛みが軽減し、爪の処置が格段にしやすくなります

男性型脱毛症(AGA)Male pattern baldness

下記の2剤を採用しています。

ザガーロ®(デュタステリド)やプロペシア®(フィナステリド)の作用機序は5α-還元酵素阻害薬しAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を強力に抑制します。プロペシア(フィナステリド)はⅡ型5α-還元酵素を阻害しDHTの産生を抑制します。プロペシアはプロペシア服用1年で98%の方に発毛効果を認め、薄毛・AGA治療の強い効果があることが知られています。ザガーロ(デュタステリド)はプロペシアと違い、Ⅱ型5α-還元酵素だけでなく5α-還元酵素のⅠ型、Ⅱ型ともに阻害しAGAの原因であるDHTの産生を強力に抑制します。またレセプターの占有率がプロペシア(フィナステリド)よりも高く、「Ⅰ、Ⅱ型の5α-還元酵素をともに抑制すること」、「占有率が高いこと」からプロペシアよりも強力にDHTの産生を抑制します。

初診 再診 3ヵ月分
フィナステリド®錠(28錠)
※プロペシア®の後発品
7,500円(税抜き) 6,200円(税抜き) 18,000円(税抜き)
ザガーロ®錠(30錠) 11,100円(税抜き) 9,800円(税抜き) 29,000円(税抜き)

※令和2年7月より、納入価格が変更となり価格改定をいたしました、ご了承ください

局所免疫療法Regional immunotherapy

局所免疫療法とは

円形脱毛症にはいろいろな治療法がありますが、局所免疫療法は、国内のみならず世界中で行われている治療法のひとつです。円形脱毛症の発症メカニズムはまだ十分解明されておりませんが、局所免疫の異常が脱毛に関係しているという考え方があります。局所免疫療法は脱毛部に人工的にかぶれをおこさせることで、局所の免疫状態を変化させることにより、発毛を促そうという治療法です。発毛する率は60~70%程度ですが、再発を繰り返すこともあります。治療効果が現れるまで数ヵ月程度かかることが多いとされています。

尋常性疣贅(ウィルス性疣贅)はまずは液体窒素などの通常の治療を行いますが、局所免疫療法もこれまで高い治療効果が報告されています。難治性の症例や液体窒素の痛みに耐えられない場合に、治療の選択肢として検討いたします。自費診療となります。

副作用

全身的な副作用はごくまれです。治療の性質上、病変部に試薬を塗布した後は数日間の痒みと赤みを生じますが、まれに強いかぶれを起こすことがありますので、治療効果が期待できる安全な塗布濃度を慎重に検討します。ただし、稀ではありますが、以下の副作用が知られています。

  • 一過性の蕁麻疹
  • 感作部、外用部の色素沈着、色素脱失

妊娠中の方には使用出来ません。

治療方法

自然界には存在せず、発がん性もないdiphenylcyclopropenone(DPCP)という物質で人工的にかぶれをおこさせます。まず、DPCPに対して体がかぶれるように覚えさせます(感作)。感作後DPCPを塗ったところはどこでもかぶれるようになります。そして、適当な濃度のDPCPを脱毛部に塗って、脱毛部がいつも適度にかぶれた状態にしておきます。

局所免疫療法の具体的な方法について

  • 01上腕内部に0.4%DPCPアセトン液50μℓを浸み込ませたパッチ絆を貼り付けます。(貼付部は汗や水で濡らさないようにしてください。)
  • 0224時間後、ご自宅でパッチ絆をはがしてください。貼付していたところは、赤く腫れ、時にはみずぶくれになることもあります。症状が強い場合は指示された外用薬を塗ります。2~3週間経つと、DPCPにかぶれるように体が覚えます。
  • 032~3週間後に再診していただき、いくつかの濃度のDPCPを脱毛部に試し塗りをします。
  • 041週間後再診していただき、試し塗りをした部分の状態を観察して、適度にかぶれをおこす濃度を決めます。その決めた濃度のDPCPを持って帰っていただき、7~10日に1回程度、ご自宅で脱毛全体に塗っていただきます。その後は月に1回程度通院していただき、診察と、DPCP溶液の交換をさせていただきます。(DPCPは冷蔵庫などの冷暗所に保管し、子どもが触れないよう注意してください。外用は綿棒を使用します。)

なお、ご自身での塗布が難しい場合は7~10日に1回通院していただき、病院で塗布することも可能です。

費用について

※保険適応外のため、自費負担となります。

初診料 3,000円(税抜き)
再診料 1,000円(税抜き)
初回備品 1,000円(税抜き)
初回感作 1,500円(税抜き)
DPCP試薬1ヵ月分(自己塗布用)6ml 4,000円(税抜き)
アセトン(自己塗布用)10ml 1,000円(税抜き)
医師塗布 2,000円(税抜き)