コラム

いぼ治療にトリクロロ酢酸の選択肢が増えました

手足にできてしまうウィルス性のいぼ(ウィルス性疣贅)ですが、難治性もしくは液体窒素が向かない患者様は局所免疫療法>>をおすすめしていましたが、もう一つ痛みの少ない治療として『トリクロロ酢酸』を導入しましたので簡単に解説します。

ご存じの方も多いかと思いますがいぼの治療といえば液体窒素を複数回行います。当院ではこの基本の治療とご自宅でのテープや軟膏のケアしていただきます。この液体窒素ですが、非常に痛いですよね、そしてできれば完治までの通院回数を減らしたいものですよね。

『もう少し早く改善できないか』、『液体窒素のお痛みが苦手な方に良い方法がないか』ということもありまして、以前からウィルス性疣贅に有効とされているモノクロロ酢酸を導入いたしました。酸により角質をピーリング(けずる作用)しウィルスを死滅させるメカニズムになります。トリクロロ酢酸はその他にきびの治療などでピーリング剤として使用されることがあります。いぼの治療ではモノクロロ酢酸の結晶を少量溶かして使用します。下記の4ステップによるいぼ治療が効果的にいぼを治す手順となります。

①固くなった病変部のけずり:痛くない治療

②モノクロロ酢酸塗布:痛くない治療

③液体窒素による焼灼:痛い治療(※しっかりめに焼いた場合)

④ご自宅でのケア:痛くない治療 ※1~2週間に一度の通院をお願いしています。

液体窒素がどうしても難しい方は、①②④のみも結構です。当院でも何人かの方に始めておりますが、液体窒素で特にお痛みが強い手足の指にいぼが多発している患者様にも非常に有効なようです。

良い適応の患者様にはお声がけしますが、ご希望の患者様はお気軽にご相談ください。

【モノクロロ酢酸療法】※自費診療になります

初診料 3,300円(税込)

再診料 1,100円(税込)

1回あたり 1,100円(税込)

注意事項:正常組織に付着しますとかぶれる恐れがありますので、塗布したあとは表面が乾くまで患部をさわらないでください。まれに後日水疱ができることがございますが、清潔にしてガーゼなどをあてがっておいてください、数日で落ち着きます。

ホームページもご参考>>にされてください。

【関連コラム】

いぼ治療のコツ ~ガイドライン2019を交えて~

 

キーワード:いぼ、ウィルス性疣贅、尋常性疣贅、痛い治療、痛くない治療、トリクロロ酢酸、液体窒素、局所免疫療法

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