コラム

扁平母斑のQスイッチレーザーの有効性について

先日、毎年開催される皮膚科で最も大きな学会の日本皮膚科学会総会がWEB開催されました。

当院は日曜日に診療しておりますので、毎年なかなか参加が叶わないのですが、WEBということで会場に出向く必要もなく、参加することができました。

日本だけでなく世界中がとても大変な時期ではありますが、このようにNew Normalな形で安心して参加できるような取り組みも教育や仕事、医療の現場でも進んでいくといいですね。

さまざまな講演を聞いて新たな知識をアップデートいたしましたので、日々の診療で患者様にも還元させていきたいと思っております、今後ともよろしくお願いいたします。

 

WEB発表という新しい形式で、

『扁平母斑39症例に対するQスイッチレーザーの有効性の検討』について発表いたしました。

扁平母斑(へんぺいぼはん)は生まれつき、もしくは思春期頃に発症する茶アザです。

あたらしい皮膚科学より

 

Qスイッチレーザーでの再発率が高い

Qスイッチレーザーでの色素沈着が目立ちやすい

などのレーザーが効きにくい皮膚科医泣かせのアザではありますが、今回の研究では、治療開始の年齢別、性別、部位別、照射回数別、照射ジュール(強さ)別で、

どのように効果に差が出るか❔治療前の効果予測に役立つ因子はあるか❔について検討いたしました。

 

Qスイッチレーザー後の色素沈着には当院で取り扱いのあるハイドロキノンの併用や、光治療の併用で、かなり改善、予防できることも分かってきました。

Qスイッチレーザーは(今後当院での導入予定はございますが)当院にはないレーザーですので、お悩みの患者様は獨協埼玉医療センターのレーザー外来にご紹介し、副院長が担当いたします。

当院からご紹介になった場合で、ご希望の患者様には当院皮膚科外来にて肌分析器のアンテラ3Dで記録をおとりします。これによりレーザー後の効果測定も定量的に経過をみていくことが可能です。

これは扁平母斑なのかどうか❔といった場合でも診察いたしますので、お気軽に皮膚科外来にてご相談ください。

 

キーワード:皮膚科学会総会、WEB開催、扁平母斑、Qスイッチレーザー、ハイドロキノン、光治療、レーザー外来、肌分析器、アンテラ3D

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